真空パック人参（高麗人参） オンラインストア純正

<手作り健康酒 漬け込みの基本>　
健康酒は、麹や酵母の力を借りることなく、原酒に含まれるアルコールの浸透圧で、植物・動物などのエキス分を物理的に浸出させるものです。
《用意するもの》
漬け込み用容器、保存容器、素材、原酒、甘味料、酒名や漬け込み日をメモするラベル
【漬け込み容器】
市販の密封できる広口のガラス瓶を選んでください。
（ふたが金属製のものは、含まれている酸によってさびることがありますので、アルミ製・金属製のものは避けてください。）
樹脂容器はアルコールに微量でも溶け出す可能性があるのでお勧めできません。
容器の大きさは、素材、原酒などすべて入れて 8～9 分目が目安です。
（低温時期に満杯に入れると、高温になったときにお酒が膨張して溢れることがあります。）
できれば、漬け込み容器と、保存容器は別にした方がよいでしょう。
漬け込み容器を頻繁に開閉すると汚れや酸化・アルコール揮発の原因になります。
【原酒（基酒）】
漬け込み用ベースとなる原酒（基酒）には、素材の持ち味を邪魔しない、色や香りが少ないホワイトリカー（甲類焼酎 35 度）がおすすめです。
風味にこだわらなければアルコール度数の高い蒸留酒であればお好みのアルコールでも結構です。
ただし、アルコール分が少ない醸造酒（日本酒、ワイン、紹興酒など）を使うと腐敗したり、再発酵して変質しやすいので、香りづけ程度にご使用ください。
【甘味料（糖分）】
糖分は、必ず入れなくてはならないものではありません。
お好みで、はちみつ・氷砂糖・グラニュー糖・黒砂糖などを入れてください。
甘味料は飲みにくい味を甘みで少しでも和らげるのが目的です

はちみつ・・・甘みが強く、独特の風味がある
氷砂糖・グラニュー糖・・・くせのない甘さ
黒砂糖・・・こくがでる【素材】
漬けるとき、刻みすぎると汁が出て濁りの原因になりますので、大きめにカットするか原形のまま漬けてください。
《漬け込みから仕上がりまで》
漬け込み容器に素材を入れ、原酒を注いて密封すれば出来上がりです。
あとは、仕上がりを待つばかりです。
酒名や漬け込み日を記入したラベルを忘れずに貼っておきます。
漬けこみ後は、冷暗所で保管します。（比較的温度変化の少ない場所に）
〈補足〉
糖分（氷砂糖など）を加えて浸透圧を上げると、抽出時間はかなり短縮されます。
ただし、糖分を入れすぎたり素材が多すぎて原酒が薄まると、発酵する場合があるのでご注意ください。
保存場所の温度はあまり高いと変質や発酵・腐敗の原因になりますが、低すぎると抽出が進みません。温度による抽出の差はあります。15～20 度が理想的な温度です。
《飲用するときの留意点》
飲みすぎにはご注意ください。
適量は 20mL 前後、多くても 40mL を限度に。（からだと相談しながら飲んでください。）
特定の病気をもっている方は飲用を控えてください。
妊娠中の飲用は控えてください。
他のお酒・薬酒などと同時に飲用することはおやめください。
からだに合わないように感じたら飲むのを中止してください。